東北医科薬科大学 消化器外科学教室・肝胆膵外科学教室

肝胆膵外科

われわれの肝胆膵外科教室は2017年に発足し、2025年7月で8年目の比較的若い教室です。順調に手術件数をのばし、発足2年目の2019年6月には高度技能専門医修練施設の認定を受け、2023年に当教室として第1号の、翌年2024年には第2号の肝胆膵外科高度技能専門医を輩出することができました。2023年時点で教室員数はわずか5名でしたが、2025年時点で当大学卒業生2名を含む5名が新たに教室員に加わり、とうとう合計10名の教室となりました。臨床的には腹腔鏡下肝切除術、ロボット支援下膵体尾部脾切除術、ロボット支援下肝切除の症例も年々増加している状況です。

当教室にご興味がある方はぜひご連絡ください。スタッフ一同お待ちしております。

わたくし(山本)の個人的な印象として、以下に教室員の簡単なプロフィールを記します(敬称略)。この紹介文を通して教室の雰囲気をご想像くださいませ。

片寄 友
教授。冬山をこよなく愛する男です。ただ道具から入るところは以前から変わりません。
山本 久仁治
病院教授。エスプリの効いた冗談を得意としております。家族からは周りに優しい人が多いのね、とよくいわれます。
中川 圭
准教授。しゃべり続けないと呼吸が止まるので、これからもしゃべり続けます。
高見 一弘
講師。黒いスパッツに白衣を着て病棟、外来をこなしております。スパッツをユニホームとする男性ドクターをわたしはこれまで見たことがありません。
近藤 典子
オリーブ王国からの使者です。何人も逆らえません。
桜井 博仁
当教室の人事部長とは彼のことです。彼のお眼鏡にかなったものが、飲み会に誘われます。
山家 研一郎
救急医から肝胆膵外科医に転身した異色の筋トレマニアです。ナイーブな一面があるようですが口は悪いです。でも不思議と周りは気にしていません。よく働きます。
長嶋 信太朗
専攻医2年目。当大学卒(一期生)で、学生時代からミスターと呼ばれていた期待のホープです。今ではミスターでしか振り向かなくなりました。どうしましょう。
深田 朋希
専攻医1年目。山形大学卒。サウスポーです。常に冷静で慌てることがありません。駄洒落に反応してくれる優しい男です。
澤邊 敦哉
専攻医1年目。当大学卒(二期生)で、現在県外病院で研修中です。一言でいうとナイスガイです。早く戻ってきて。


学生や研修医からよく受ける質問に、「肝胆膵外科医にはどうやってなれるのか?」というのがあります。
前述した肝胆膵外科高度技能専門医の取得がその答えの一つかもしれません。そこで高度技能専門医取得に至る過程を示し、当教室でも難なく取得可能であることを示します。

スマホの場合、表は左右スクロールします。

初期研修(2年)
①外科学会に入会および修練開始の登録
②NCDの「外科専門研修プログラム」に登録
外科専門研修(3年以上)
最低手術経験数350例
日本外科学会の「外科専門医」を取得 24342名(2022年1月現在)
サブスペシャリティとして消化器外科専門研修(3年以上)
最低手術経験数350例
日本消化器外科外科学会の「消化器外科専門医」を取得 8547名(2022年1月現在)
更に専門性を極めるために
高度技能専門医修練施設で肝胆膵外科高度技能専門医研修(3〜7年)
高難度肝胆膵外科手術を最低50例経験
日本肝胆膵外科学会の「高度技能専門医」を取得 507名(2022年6月現在)